完璧な人間関係なんてありません♪《今日の美徳の言葉「無執着」》

いつも100点を目指す人=完璧主義者は、
人間関係をなかなかうまく運べない傾向があります。

うまく行かなくなりだすと、
簡単なコミュニケーションすらすれ違い、
イライラする場面が多くなります。

完璧主義者は、
日常の中で何かあるたびに悩み、イライラします。

ささいなことを深く考え、
なんとかして自分が目指す理想とする人間関係を求めようとします。

「怒り」は、単純に自分の思うとおりにならない時に
わきおこってくる感情です。
 
他人を自分の思い通りにするなんて、
できないことですよね、本来。

自分だって、そんな風に扱われたら、嫌ですよね。 

これ、家族の中だと、
遠慮がなくなってしまう傾向にありますね。 
注意が必要です。

理想を持ち、それに向かっていくことは、
いけないことではありませんが、
人間関係に完璧を求める必要はありません。

100点満点の人間関係なんて、
土台無理ですし、逆に不自然です。

人間関係は、計測ができないものです。 
テストのように、点数がつけられるものではありません。

全員が認識できる、共通の点数なんてありません。 
だから完璧も満点も、あり得ないのです。
 
それなのに、「理想の、満点の人間関係」などという、
空想を目指していると、落ち着かない日々になります。

親子関係や、人間関係で悩むとき、特に恋愛に悩んでいる時は、
そんな出口の無い迷路に迷い込んでしまっている場合が多いようです。

それは合格点が設定されていないテストに
向かっていくようなもの。

理想の家族、理想のカップルを空想して、
外から見て羨ましいくらいの「仲良し家族」とか、
恋愛映画に出てきそうな恋人同士とかに見えるように
奮闘努力をするのですが、結局うまくいかなくて、
喧嘩になったりして、煮詰まってしまいます。

だって、他人は自分の思い通りになんて動いてくれないですし、
自分の理想は、自分だけのものなのですから。
そして、他の人と比べる必要もないのですから。
 
完璧を目指さなくてもいいのです。

人間関係は、70点や80点と感じられる程度で、
「いい加減がいい塩梅」なのです。

大体最初から、
100点とか、満点とかがないものなのですから。

肩の力を抜いて、ささいなトラブルやミスは
心を大きくして対処できるほうが、うまく人間関係が回ってきます。

そして、時に、
「100点満点だーーーー!!」なんて、
「最高だーーーー!!!!」なんて
叫びたくなるような、
心が温かいもので満ちてくる瞬間があったときには、
その一日を、その出会いを、大切にし続ければよいのです。

それも、鼻息荒くしなくても、
「いい加減がいい塩梅」という感じで、
ゆるく、優しく過ごしていけば良いのです。
   
     

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≪52の美徳の言葉≫「無執着」

無執着とは感情に支配されることなく感情を体験することです。

反射的に行動する代わりに、どのような行動をとるかを
自由に選択します。

執着がなければ、思考力と感情の両方を使って賢明な選択を
することができます。

 リンダ・カヴェリン・ポポフ 著/ 大内 博 訳/ 太陽出版
  「52の美徳カード」「52の美徳教育プログラム」より 
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