子どもには具体的に言わないと伝わらない♪《今日の美徳の言葉「安らぎ」》」

冬休みが近づいてきました。

普段仕事で家族といる時間が少ない大人は、
いつもより長い時間、家族と過ごせますね。

そんな時、言いたくはないけれど、
小言めいた事や、厳しめの言葉をついつい言ってしまう
瞬間があるかもしれません。

「きちんとして!」
「ちゃんとして!」
「言うことを聞いて!」
「早く!早く!」

そんな風に子供や家族をせかしたり、叱る場面があるかもしれません。

それって、伝えたいことが明確に表現されていますか?
本当は何を伝えたかったのですか?

幼い子供ならなおさら
伝えたいことは明確に具体的に伝えましょう。

「時計の短い針が“2”のところを指すまで、宿題をしましょう。
それから、遊びに行きましょうね。」

このように具体的に話すと、子どもは理解できます。

遊びに行くために、宿題を頑張ろうと言う励みにもなります。

また、
「公園に遊びに行ってもいいですよ。
その前に、机の上を片付けて、洗濯物を籠に入れていってね。」

こんな風に、明確に具体的に言うと、子どもにも伝わります。
それを、こんな風に言ったらどうでしょう。

「遊びに行きたいっていうけれど、
いくら言っても、ちゃんとしないのにだめです。
きちんとしたら、出かけてもいいけれどね。」

これ、本当は子どもにどうして欲しいのでしょう?

ちゃんとする・・・って、なんでしょう。
きちんとしている・・・って、どんなことなのでしょう。

人は概して心に引っ掛かりがあると、
相手にはっきりとものが言えなくなります。

「どうせダメだ」などと考えていると、
相手がたとえ子どもでも、
気持ちや要望が正直に伝えられなくなります。

子どもには、やって欲しいこと、
できることをはっきりと明確に伝えましょう。

そして、自分自身が大変であればそれも正直に伝えましょう。

「お母さん、一人で大変なの。
家事を分担してもらえると助かるんだけど。」とか。

そして伝えた後に、意図が伝わっているかどうか、
子どもが納得しているかどうかを確認してください。

子どもにも言い分があります。
丁寧に耳を傾けてください。

そして、言ったことを守って実行したら、
感謝と承認をしてください。

「ありがとう。お手伝いしてくれてお母さん、とても助かったわ。」

子どもは親に喜んでもらえることが何よりのご褒美です。

そして、これは子どもにだけでなく、
大人の間にも同様に起きてくる
ミスコミュニケーションだということを理解しましょう。

本当は何をして欲しいのか。
どうして欲しいのか。

それは、どうしてなのか。

相手が、具体的に明確にわかるように伝えましょう。

相手を、どれほど大切に思っているかも、
正直に伝えましょう。

そして、相手がそれをできるまで
待てる時間の余裕を持ちましょう。

一見、時間がかかるように感じても、
子どもも大人にも、良い結果への近道になりますよ。

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今日の≪52の美徳の言葉≫ 「やすらぎ」

 
 やすらぎとは内なる心の静けさです。

 毎日、内省と感謝のために時間をとることです。

 争いを解決するときには誰もが勝利者になるようにします。

 やすらぎのある人は平和の仲立ちをする人になります。

 やすらぎとは愛の力のために力を愛するあり方を放棄することです。

 世界の平和はあなたの心のやすらぎから始まります。

   リンダ・カヴェリン・ポポフ 著/ 大内 博 訳/ 太陽出版
   「52の美徳カード」「52の美徳教育プログラム」より

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