人も自分と同じくらい重要♪《今日の美徳の言葉「謙虚」》

「人も自分とおなじくらい重要」
そうですよね、そんな風に、みんなが思えれば、
争いが発生する理由がないですよね。

大人になると、なかなか喧嘩にはなりません。

様々な経験から、そんなに世の中思い通りに行かないということを
知っているのです。 

譲り合ったり、理解しあったりして、
その関係を平和に維持していこうとするからですね。 

これが、大人になるということ、あたり前の社会性です。

いくつになっても、
「喧嘩っ早い」と言うことは、
「人間として成長が足りない」
「人のことを思いやることのできない、幼稚な人間性」と
評価されても仕方ありません。

けれど、それが家族間のことになるとどうでしょう。
私達は、毎日簡単に喧嘩をしていないでしょうか。

家族だから「安心」して、
「本音=わがまま」が言えるという解釈も出来ますが、
それって、どうなのでしょう。
それって、本当に「安心」?

基本的に喧嘩は「価値観」の衝突です。
「自分の価値観=法律」で人を
思い通りにしようとするときに衝突が起こります。

他人は自分の思い通りにならないと思って
あきらめることはあっても、家族に関しては、
当然のように自分の思い通りにしようとしていませんか。
 
家族は人生の中で、多くの時間やものを共有しあう集まりですので、
摩擦面が多く余計に衝突は起こるのかもしれませんけれど。
それで良いのでしょうか。

私は、こんな風に考えます。

・喧嘩をした後、仲直りをすることに努力するより、
 最初から喧嘩の原因を作らないことが有効。
・仲直りをするために努力することより、
 喧嘩をしないようにすることのほうが簡単。

結果、衝突が更にこじれることが少なくなり、
いつか喧嘩そのものがなくなっていきます。

それと、喧嘩をしないコツの一番は、「謙虚」であることです。

相手が謙虚な態度であると、喧嘩になりづらいものです。

謙虚な人は、お互いの相違を理解するために、礼儀正しくし話をしようとします。

偉そうな態度を取ることをしないし、それ以上感情的になることが少ないのです。

そして、自分の非を認め、
謝るときにもきちんと謝ることができるので、
もめることがあっても、大事になりづらいのです。

横柄だったり、偉そうな態度を取らず、
あくまで礼儀正しく腰の低い人とは、喧嘩になりませんから。

謙虚さは、人間関係向上において有効で大切な姿勢です。

また逆をいえば、横柄で偉そうにしていると、
たいした問題でもないのに、もめて結果憎まれたりする事もあるでしょう。

家族の中で、自分が悪くても決して謝らず、
意地になって、更にわがままを通してしまう時がありませんか。

そんな時は、まずは、自分から謝りましょう。
そしてそれから、冷静に話し合ってみましょう。

今日と言う日は2度とやって来ません。
家族であればこそ、余計に、
喧嘩をそのままにしないようにしましょう。

そのためには、多少納得がいかなくても、
まず自分から謝ってしまいましょう。

先に謝ってしまうことと、魂や人間性の価値は関係ありません。

自分の意見が正しいとか、
正しくないとかということとも関係ありません。

それこそ家族なのですから、お互いの尊厳も魂も、
本当は一番大切に思いあっているのですから。

安心して、まずは謝ってしまいましょう。
それから、話し合いましょう、
おいしいお茶でも飲みながら。

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≪52の美徳の言葉≫「[謙虚]

謙虚とは、人も自分と同じくらいに重要であると考えることです。
他人のニーズを思いやり、喜んで人に奉仕することです。
人に対しても、自分自身に対しても完璧であることは要求しません。
間違いから教訓を学びます。
何か素晴らしいことを達成したとき、謙虚の美徳は自慢するよりも
感謝することの大切さを思い出させてくれます。

リンダ・カヴェリン・ポポフ 著/ 大内 博 訳/ 太陽出版
  「52の美徳カード」「52の美徳教育プログラム」より 
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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