思いやりあう心を育むには 《3.思いやり》

「思いやりあう心を育てるには・・」

「思いやりのある子になりなさい」・・なんて
親から言われて育った方、多いのではありませんか?
「なんて思いやりがないのっ!」・・なんて
言われたことがある方、いらっしゃるかもしれません。

逆に、人の言動が自分にとって、
「思いやりのない言動」に映るときもあるでしょう。

いずれの場合も、悲しかったり、くやしかったり、
カチンと来たりします。
反応は人数分で、皆受けるショックは違います。

楽しいことではないという共通点はありますが。。。。

NLP(コミュニケーション心理学)で以下の概念を紹介しています。

コミュニケーションの意味は、相手から得る反応である。
「何を話したか」ではなく「どう反応するか」である。

私は昔、すべての人は同じことを感じ、聞き、
見ているのだと思っていました。
だから、自分には理解できない言動は許せませんでした。

「なんで、わからないのだろう」
「人の言うことをきちんと聞いているのか。」
「ちゃんと考えているのか。」

なんて、いつも感じていました。

自分が考えていることが、「正しい」と思っていたのですね。
人は皆同じルールの中で生きていると思っていたのです。

人が人数分の、「法律」「ルール」を持っていると
初めて知った時は、びっくりしました。
それと同時に繰り返してきた誤解にも気が付きました。

あの時の反応は、私を嫌っていたわけではないのかもしれない。
あの時の返事は、私を馬鹿にしていたわけではないのかもしれない。
あの時の対応は、私を大切に思っていないということではないのかもしれない。

そう、コミュニケーションの意味は、
「何を話したか」ではなく「どう反応するか」、
「どのように解釈したか」なんですね。

それまでの私は、その人の反応を自分のルールで意味づけし妄想を膨らませ、感情をこじらせていただけなのです。

家族の中で、衝突が起きたとき
「思いやりがない」と言われても、
本当に自分は「思いやり」がなかったのでしょうか?
「思いやりがない」と感じたとき、
その相手の方は、本当に「思いやり」がなかったのでしょうか。。。

家族は、一番身近で、一番安心して、
素直な自分を出せる相手であり、一番大切な人たちです。

そんな人たちに、対して、最高の自分で、
最高の愛情を示すことができたら、本当は幸せです。

多くの衝突が、話し合いの少なさからくる誤解から発生します。

あなたの大切な家族の話を、よくよく聞いていますか?
価値観を一旦脇に置いて、目の前の家族の心に寄り添っていますか?
そして、あなた自身、本当に伝えたいことを、
正直に素直に表現していますか?

「思いやりあう」ということは、自分以外の人のことを、
自分の事のように考える時生まれます。

それは難しいことではありません。

ただただ、あなたの大切な人の事を、自分の事のように考えるだけ。

それは何より、自分自身を大切にすることですね。

昨日までのいろいろなことは一時脇に置いて、
ただただ、寄り添って、
話を聴いてみることから始めてみませんか?

簡単ですね♪

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「思いやり」

思いやりとは人のことを考え、人の気持ちを考えることです。
自分の行動が人にどのような影響を及ぼすかについて
思いやることです。
相手の人は何が好きなのか、何が嫌いなのかに注意して、
その人が幸せになることをします。

リンダ・カヴェリン・ポポフ 著/大内 博 訳/発行 太陽出版
「52の美徳カード」「52の美徳教育プログラム」より
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